1.第九回「口づける風」
多喜子と玄武七星士たちは、とある村に辿り着く。
そこは襲撃を受けたあとの廃墟であった。
玄武の巫女が現れたせいで村は廃れてしまったのだと、拉致される多喜子。
黄竜という幻獣に喰わせようと多喜子を拉致したのは村の子供たちであった。
どこに行っても非難される多喜子たち。
それにもかかわらず、村人の看病ができる多喜子は、本当に意志が強いなと思います。
いずれ、この優しさが強さの源になると思うし、弱き者に手を
多喜子は、過酷な運命を歩んでいるけれども、だからこそ、誰にでも優しくできるのだと思います。
そう考えると、多喜子は大衆の幸せを望んでくれる理想の巫女かもしれません。
一方、大好きな人がいつも自分のもとから離れていく…という現実に、
心を塞ぎ込み、つい偏屈になってしまう多喜子もいます。
やっぱり巫女とはいえどもひとりの女の子だなと思う瞬間でした。
2.第十回「そばに、いる」
ハーガスや紫義・緋鉛たち倶東国軍が村を襲撃した。
七星士の能力を吸い取ってしまう、ハーガスに歯が立たない虚宿。
虚宿を人質にとられ、倶東国軍の前に姿を現す多喜子。
紫義たちに殺されようとした、そのとき―――
そこへ、現れたのは……男の姿のままの女宿であった。
ついに登場した太一君。(漫画では居たけど、ドラマCDでは初、ですかね)
なんとなく喋り口調が、井宿に似ているかも(笑)「〜さらばなのだ」とか。
そして、とうとう敵にバレてしまった女宿の正体。
緋鉛の驚き具合が個人的に好きでした。
女宿の「そばに、いる」という言葉は、多喜子がこの世界に来て、
もしかしたら1番嬉しかったことなのではないでしょうか。
好きな人がそばに居てくれる…こんなに幸せなことはないですもんね。
だから多喜子はどんどん強くなるんです。
人間は1人よか、支えてくれる、そばに居てくれる人がいることで、
危機に立ち向かう勇気が備わると思います。
3.第十一回「凝愁の凍土」
新たな七星士・斗宿と何やら因縁があるらしい虚宿。
斗宿
に1人で会いに行く虚宿。
虚宿は、多喜子と女宿がお互い好きあっているということに、気持ちが落ちていた。
虚宿を追いかけて行動をともにする多喜子たちがやってきたのは、凍りついた町。
ここは、虚宿の故郷であった。
そこには、美しい少女と妖魔がともに氷づけにされていた。
せっかく上手くいきそうだった多喜子と女宿だったけれど…
そう簡単にいくはずないですね。お決まりというかなんというか、虚宿も
多喜子への想いが報われず苦しい思いをしています。
この回は、朱・青編の美朱が氷づけにされたときのことを思い起こさせます。
きっと、斗宿と虚宿が美朱を氷づけにして巫女としての能力を試したのは、
多喜子がココで、巫女の能力を発揮したことに倣ってのことだったのだと
今だからよくわかります。
4.第十二回「解ける忘却」
虚宿の記憶と斗宿の見せる真実。
それは虚宿にとって、過酷なまでの真実の記憶であった。
虚宿にしかアイラの氷の呪縛を解くことができない。
虚宿は、斗宿のお陰で逃げていた自分の能力と向き合うことができた。
斗宿の「本当はおまえを待っていた。ずっと待っていた…」という言葉が
とっても心に響きました。
斗宿も虚宿もお互いを信じたいのに、お互いにわかりあえずに
1年も離れていたんですね。
ここでも多喜子の言葉に動かされた虚宿。
「逃げないで」という言葉を虚宿に言った多喜子自身も、
自分のことと重ね合わせる…それって、自分にも言い聞かせてるってことですね。
本当は自分に「逃げないで」と言いたいのだと思います。
5.おまけ「恋々の祭り 予告編」
盛岡に戻ってきてしまった多喜子。
しかし、願いを叶える為、自分を必要としてくれる人の為、再び四神天地書の中に入る。
「オレはただの男で、おまえはただの女だ」
次回は、2人の仮面舞踏会ですよ〜♪
だんだん2人の恋がヒートアップしてきますが…
同時に、切ない恋の始まりでもありますね。
多喜子と女宿は、巫女と七星士の運命をどう乗り越えてゆくのでしょうか。
今後の展開が楽しみです。
6.キャストコメント
奥田多喜子役(雪野五月)「三巻で終わりのということでしたがまた続くことができました」
男・女宿(櫻井孝宏)「次回また恋愛めいた話になると思います」
女・女宿(長沢美樹)「ラブシーンに女リムドの出番があんまり無くてやきもちやきました」
虚宿(岩永哲也)「今日は出番が多くて!(ビックリマーク)が沢山ついてました」
室宿(緒方恵美)「闘いでも役に立たず、恋愛シーンでも絡まず孤独な室宿です」
斗宿(檜山修之)「前回で終わりだったんですね…やっと出てきたのに」
ソルエン(小野健一)「村人Cやってます」
奥田永之助(大川透)「“多喜子”を連呼してます」
ハーガス(子安武人)「お前らの全身の皮をハーガスです」
紫義(福山潤)「ハーガスの下についてから大物っぷりがコモノになってる気が…」
緋鉛(谷山紀章)「切られた腕が今回も生えることも無く、自然に任せてます」 |